札幌市 中央区 内科 消化器科 胃腸科 健康診断 竹村クリニック
当クリニックでは、患者さんの負担を軽くしたとの考えから、鼻より挿入する内視鏡を導入しております。
従来の内視鏡より細い内視鏡の開発により、鼻からの挿入が可能となりました。当クリニックで使用している内視鏡はオリンパス社製のGIF-N260で、同社の製品GIF-XQ260が先端部外径9mmなのに比べGIF-N260は4.9mmと約半分近くに細くなっています。
鼻から挿入することで、舌が邪魔になり検査の障害になることや、咽頭反射で「オェッ」(嘔吐反射)となる様な経口挿入(口からの挿入)と比べ患者さんの負担も少なくなります。また鼻からの挿入ですので、画像を見ながらリアルタイムで会話をすることもできます。
画像精度はGIF-XQ260と比較しても大きな違いは無く、通常行うスクリーニング検査においても問題はありません。
経鼻内視鏡は細くてしなやかなので小回りが利き、狭い空間でもスムーズに反転して観察することができます。このため、従来の太い内視鏡では見づらかった場所の病変を見つけやすくなっています。
また、花の傷みを防ぐために麻酔を致しますが、麻酔に用いる薬が少量であるため、体への負担も少なく、検査終了後30分~1時間で水を飲んだり食事をしたり、車を運転することもできます。
経鼻内視鏡は鼻から入れますが痛みは少なく、全く痛みを感じない方もいらっしゃいますので、お気軽に受診していただけます。
夕食は軽めに摂り、21時以降の飲食(水を除く)は避け、早めの就寝を心掛けましょう。
飲食、喫煙、薬の摂取は避けてください。
※常備薬を服用されている方は、事前にご相談ください。
胃の中をキレイにするため、白い液体の薬(消泡剤)を飲みます。
検査室に移動後、鼻の中に麻酔をします。
医師がモニターに映るおなかの中をすみずみまで観察します。検査時間は3~10分程度です。
検査が終わったら身支度を整え、少し休んでください。気分や体調がすぐれないときは、すぐに医師に伝えましょう。
この部分にスコープが触れると、吐き気を感じます。
この部分にスコープが触れません。
鉛筆より細い内視鏡を使用しています。